〒612-0088
京都市伏見区深草出羽屋敷町23番地6号
カナートモール伏見 2F
MENU

求人案内

一般歯科

General dentistry

General dentistry一般歯科

むし歯

歯磨きがしっかりとできていないと歯にプラークと呼ばれる歯垢(しこう)がたまります。これは細菌の塊であり、1mgのプラークの中に約1億もの細菌が潜んでいます。
このプラークの中にむし歯の原因となるむし歯菌や、歯周病の原因となる歯周病菌が混在しているのです。

むし歯の原因

むし歯は、飲食をした時の糖分をもとに口腔内の細菌が酸を作り出し、この酸が歯を溶かすことによってできてしまいます。人の唾液には、酸を中和したり、溶かされた歯を修復したりする働きがありますが、糖分を含んだ飲食をだらだら摂取したり、歯の噛み合わせの溝や、歯と歯の間に残ったままにすると修復が間に合わず、むし歯が進行してしまいます。

むし歯は、以下の3つの要素が原因であると言われています

1.歯質
歯質は一人ひとり異なります。歯質を強化するためには、歯の再石灰化を促進するフッ化物を利用したり、唾液の分泌を促進するためによく噛むことが大切です。
2.細菌
むし歯菌が出す酸で歯が溶かされるのがむし歯です。歯磨きでむし歯菌を減らすことが大切です。
3.糖分
糖分の多い間食が増えると、口の中が酸性になり、むし歯になりやすい状態になります。間食を控えたり、糖分の少ないおやつを選んだり、バランスのとれた食生活を送ることが大切です。

むし歯はこうして進行します

初期のむし歯

C1初期のむし歯

歯の表面のエナメル質が、わずかに溶けている状態。まだ痛みもなく、定期検診で見つけることができた場合、早期に対応できます。適切な歯磨きやフッ素塗布などで歯の再石灰化を促せば、治癒できるケースもあります。

歯の内部まで進行したむし歯

C2歯の内部まで進行したむし歯

エナメル質の内側にある象牙質まで溶けてしまった状態。「冷たいものがしみる」といった症状で気づくことがあります。むし歯菌に感染した部分の歯を削り、削った大きさに合わせて詰め物や被せ物で治します。

神経まで進行したむし歯

C3神経まで進行したむし歯

むし歯菌が、歯の内側の神経まで達した状態。「温かいものでもしみる」「噛んだとき痛む」といった症状に加え、何もしていなくても激しい痛みを感じるようになります。神経を取り除く治療を行い、被せ物で治します。

歯冠が大きく失われた歯

C4歯冠が大きく失われた歯

歯冠部分がほとんど溶けてなくなり、むし歯が歯根まで到達した状態。神経が死んで一旦痛みがなくなりますが、歯根の先に膿が溜まることで、再び激しい痛みが生じることがあります。抜歯を行い、抜歯後はインプラントやブリッジ、入れ歯で噛む機能を回復させます。

pagetop